ずっとそのことを考える

池田貴将さん。「『ある分野で立派な存在になりたいと思うなら、延々とそのことについて思いを巡らせなければならない。取り憑かれているかのように没頭しなければならない。多くの人が立派になりたいと言うが、実現するための犠牲をすすんで払おうとはしない。色々なことが気になり、分散してしまっているのだ』コービー・ブライアントが思いを巡らす(care about)という言葉を使っているのが印象的です。まるで親が子どもを心配するように、作物を丁寧に育てるように、その対象について知ろうとし、もっといいやり方があるのではないかと、常に気にかけている、というイメージがあります。このイメージから考えると、上達は『いかに難しいか』というよりも、上達は『いかにもろくて、傷つきやすいか』ということが伝わってきます」ずっと考える。