思い切って頼る

森田隼人さん。「『自分がもう一人いれば……』そう考えている時は危険です。視野が狭まってしまい、『世界に自分しかいない』という一人ぼっち感が、言葉や表情に出てしまいます。誰かを必要とし、自分が必要とされていることを忘れてしまうと、他人を尊重できなくなります。そんな状態で良いものができるはずがないのです。上手に人に頼る為には、自分の能力を知り、他人を理解することから始まります。最も大切なのはどうやって仲間に伝えるか。僕が思う良い方法は、『相手を信頼し、方向性、到達点、達成までの速度を明確に示し、共有すること』です。つまり、あれこれ細かく指示や情報共有をするのではなく、やりたいことの大きな方向性と、具体的な中間ゴール、そして最終ゴールを示して、それをいつまでにやりたいと考えているかを宣言します」頼る。