制限つきの質問をする

森田隼人さん。「お客様同士のコミュニケーションを深めてもらう為にしていることがあります。それは、制限付きの質問をすることです。例えば、『何か話して!』といきなりふられると、何を話していいかわからなくなってしまいますよね。でも、『お蕎麦とうどんだったらどっちが好き?』と聞かれると、どうでしょう。誰でも答えられますよね。特に会話は、5人ぐらいまではまとまりやすいですが、10人も集まるとみんなバラバラに好き勝手に話し出してしまうものです。僕は、ちょうどそれぞれのグループの会話の切れ目を見計らって、唐突にこのような質問を全体に投げかけます。『なあ、みんな、うどんと蕎麦ってどっち好き?』みんな不意をつかれて一瞬、『えっ?』となります。でも、その中で好奇心旺盛な人は、僕の質問に食いついてくれます」制限つき。