外見や動作に気を遣う

ジェフリー・フェファーさん。「まず、服装だ。ヘアスタイルやファッションはもちろん、身につける色でも力強い外見を演出することができる。一度はプロのスタイリストに相談するといい。そしてヘアスタイルやファッション以上に大事なのが、立ち居振る舞いである。権力や地位があるようにふるまうことが大切だ。神経質になっているときや緊張しているとき、人間は背が縮こまり、背中を丸めるなど、防御の姿勢を取りやすい。それでは権力者らしいとは言えない。背中をぴんとまっすぐにして立ち、胸は反り気味にし、骨盤を拡げるようにするだけで、威嚇的に見える。その姿勢で相手に向かってのしのし近づいていけば脅威を与えられるし、面と向かって立てば、相手はかなり気おくれするだろう。動作によっても、権力や決意を表すことができる」演出を。