仕事を楽しむ

西堀さんの言葉。「仕事を楽しむというのは、仕事の種類や内容によるものではない。いかなる仕事でも、そのことにたのしみを見いだすことである。わたしは昔、京大の化学教室にいた頃、先生の命令で釘伸ばしをさせられたことを思い出す。つまらぬ仕事のようだけれど、全体の方針と目的のためには個人の方針や趣味は犠牲にせねばならない。しかし、いかなる仕事や与えられた方針の中にも、きっとその人なりの流儀なり個性は発揮できる。たとえば雪を除くときのスコップの扱い方というようなところに。」真理なのだが、なかなかそういう境地になれなくて。