三分説制度

キヤノンの初代社長、御手洗毅氏は、「ライカに追いつき、ライカを追い越せ」という精神を全社内に行き渡らせ、戦後の同社復興の原動力となった経営者だが、利益を労働(社員)、資本(株主)、経営(会社)で三分しようという「三分説制度」を唱えたことでも有名である。また、「実力主義」「健康第一主義」「新家族主義」の3本柱によって、現代に通じる会社の基礎を作り、G・H・Q「Go Home Quickly〜早く家へ帰れ!」と唱えた家族主義、全従業員の士気を高める報奨金制度など、数々の改革を行なったとされる。 社員・株主・会社を等しく三分というのが妙かもしれませんね。