実績が会社をかえる

日本板硝子会長の出原洋三さんは、常務時代、売上60億、赤字15億のファインガラス事業を一年で黒字にしろとの命を受け、「執念を持て。徹底しよう」と言い続けコストをさげ、原材料メーカーに今期だけでもいいからと値下げをしてもらい、なんとか一年で黒字を達成したという。そんな無理をしても続かないとの意見に反し、一度黒字にしてしまうと体質がそれに合わせて変わった。出原さんの言葉。「企業を変えるために最も大事なのは社員の意識だと思うのです。」「『何としても目標を達成する』厳しさは必須なのです。」「『厳しく、楽しく、たくましく』、そして何としても実績を残す。」さてと、目標を立てて無理をしても達成してみようか、この一週間。一度できればいいわけもできなくなり、意識も変わるであろうから。