調査では意味がない

セコム最高顧問飯田亮さん。「警備会社から始めて、医療、損害保険と、よくまあ新しいことを次々にと言われるけれど、やっぱり実際に行為をしなきゃ駄目です。「考えています」という人は多いけれど、そういう人の100人のうち90人までは調べるだけで終わり。それでは何の意味もない。だって調査だけでは社会にとって何の役にも立たないから。実行の方途を考え、全部できないまでも取りかかってみる。それが、例えば十年経った時に、何かで芽を吹く。そうすれば社会の便益になるわけですよね。」調べるだけで終わらず、取りかかり、社会の便益になるまで10年間続けられることを、人生の中で、ひとつでも、ふたつでも。