価値のある失敗

セコム最高顧問飯田亮さん。「でも実を言うと、失敗してもそう大したことはないんです。失敗したらやり直せばいい。そして、ああ、よかったな、これをやっておかないとまた同じことをやるなと。一遍失敗したやつは二度とやりませんよ。これは社会に合わない、と思い知ることでね。価値ある失敗ですよ。困るのは、明らかに失敗の価値がない、中途半端な思いつきの話。「誰がそれでお金を出してくれるんだ」と、思わず聞きたくなるようなやつね。まず70%はこれで駄目。「面白い、意義がある、いいからやってみよう」というのは残りの30%で、それはだいたい失敗するだけの価値がある。」70%の話を実際にやっていることがいかに多いことか。自分の判断で失敗するだけの価値のあるということをやろうとすると、やはり自分で事業をしなければ駄目ですね。