情報収集の成否

週刊ダイヤモンド」の名編集長として名をはせた岩佐豊さんが、「インタビューの前半は互いの位置関係を決めるためのジャブの出し合い。ここで対等以上の関係にならなければよい情報はとれない。そのためには事前の情報収集が決め手。たとえば、取材先の同業他社の数人から情報を集めたり、歴史的経緯を勉強するなどの努力が不可欠だ。これは取材に限らずすべての情報収集につながる原則のひとつ」だと言っておられる。情報収集の成否は事前の準備にありということであろう。確かに、この相手はどのレベルなのか、どのレベルまで情報を与えるべきか、見返りとしてどれだけの情報がこちらに来るだろうか、という探り合いが初対面の場合、最初にありますものね。