正しい仕事をきちんと

藤巻幸夫さん。「仕事をする上で若いころから僕が気をつけてきたのは、だれのために仕事をするのかという点です。上司のための仕事や会社のための仕事では、やっぱりいい仕事はできない。仕事はお客様のためであり、社会のためであり、もっといえば神のためにするべきもの。ぼくはそう思ってきました。この点を間違えると、会社も社員もおかしくなってしまう。自分のため、自分たちのためだけの仕事では、たとえ成功しても小さな勝ち方しかできないんです。たくさんの人のための仕事だから大きな成功が待っている。大事なことは、正しい仕事をきちんとやることです。無我夢中でやっていれば、きっと結果も実を結びます。それこそ神様はちゃんと見ているんですから。」会社のためをつきぬけ、社会のためをつきぬけ、神のためにまで視線を飛ばして。