意志へ投資する

大前研一さん。「ソニー盛田昭夫氏は好奇心の塊でした。常に情報のアンテナを立て、関心を持つとだれかれかまわず質問攻めにして、納得するまで相手を放しませんでした。同じく松下幸之助氏も実に質問の上手な経営者でした。難しい意思決定に直面したときは、必ず三人以上の社員を呼んで『それはなぜか』と質問を繰り返したものです。そうして問題の本質を見極め、自分の判断に最も近い考えをする社員に権限を持たせたのです。オムロンの創業者である立石一真氏は、人間は成長するという強い信念を持っていました。『できません、と言うな。どうすればできるか工夫してみることだ』と語っているように、いかなる苦境にあろうとも成功するまでは決して諦めませんでした。」寝ても覚めても考えている、事業を成功させる極端なまでのこだわりを我も。