しつこく試行錯誤する

大前研一さん。「やみくもにただ歩き回っていては変化の本質を見極めることはできません。ジャングルへの一歩を踏み出す時、想定した仮説を軸足に、しつこく試行錯誤する姿勢、言い換えれば、たとえ失敗しても『必ず次は成功する』という、周囲を圧倒するほどの執着力が一つの護身術になります。変化の本質を見極めるには、まず身近な変化の一つひとつについて、なぜそうなるのか、どこが新しいのか、そこから何が生まれ、その進化はどこにあるのかと繰り返し自問自答します。そこから課題を構造化し、仮説を立て、それが正しいかどうかを見極めるべく事実を集め、分析・検証し、自分の理を再構築していきます。途中で間違いに気づいたならば、すべてを白紙の状態にして、違う仮説に立ってゼロから考え直さなければなりません。」必ず、次こそは。