インクアント社長のサイモン・ローリーさん。「はじめに環境とカルチャーを整備すること、二つ目はイノベーションはプロセスであると理解し、マネジメントとスタッフの双方がそこにルールがあると認識することである。ルールとは例えば、ばかげた質問というものは存在しないということ。ばかげた答えは存在しうるが。（略）シリコンバレーで見たものは、誰かが起こした会社にエンジニアだけでなく、心理学者や芸術家さえ参加する、寄せ集めだがバランスの取れたチームだった。そのチームはものの数週間で驚くべき結果を出す柔軟な組織であった。イノベーションの三つ目のカギはここにある。すなわち、社外の力を借りる必要があれば、いつどのタイミングで、そして誰を頼ればよいかを間違えないことである」環境の整備なくしてイノベーションなし。
