人を動かす要因

金井寿宏さん。「なすべきことが未達成なら人は緊張するものだという心理は、K.レビンが研究しており、ツァイガルニーク効果として知られている。ハングリー精神については、A.H.マズローが欠乏動機という名の下に取り上げている。頑張る人にとって何より大切なのは目標だということについては、E.A.ロックが一生をかけて取り組んでいる。夢が長期的には人を勇気づけ、活動を意味づけるということについては、D.ロビンソンが研究している。やっていることそのものが楽しいので没頭できるという活動については、それをフロー経験として捉えたM.チクセントミハイがいる。達成感については、D.マクレランドが有名」と紹介し、「人を動かす要因を探ると、緊張と楽しみの両面が浮かび上がってくる」と言う。あなたは、何で動いている?