最高の最終目標を掲げる

柳井正さん。「人間、最後の最後には、『何とかしてやろう』と『これだけは絶対にやらないといけない』という使命感みたいなものがある人がやはり強い。経営も同じだ。いつか達成できるかもしれない最高の最終目標を理想として掲げることで、そこに使命感のようなものが発生する。それが自分の仕事をするうえでの原動力になる。部下を持つ人であれば、例えば社会に貢献できるビジネスをやっているという信念と自負というようなものが力の源泉になる。人は、そういうものに感化され、突き動かされる。」最高の最終目標、かかげる理想、いわば夢が、個人の目標ということではなくて、何か使命感にまで止揚できるようなものを、ある意味自己陶酔のような形であっても、常に抱き、自ら信じて目標と出来る、それが偉大なことを達成する秘訣かもしれない。