「見える化」で問題解決

遠藤功さんは「問題解決の第一歩は問題発見である。発見されない問題は永遠に解決できない。その問題発見を効果的に行うための仕組みが『見える化』である。『見える化』によって、問題発見力を鍛えるのだ。だから向上だけではなく、営業でも、研究・開発でも、企業活動におけるあらゆる問題を『見える化』する必要がある。」と言っている。トヨタの渡辺社長も「成長している時は問題点が潜在化して見えなくなる。開発や調達、生産、販売など各部門が抱えている兆候を『見える化』し、何が足りず何を補強すべきなのかを明確にする」と言っている。目に見えるようにすること、はきりと認識できるようにすること、それをながめることによって一目瞭然で状況が把握でき、目標が立てられ、考えられるもととなるもの。それを、いかに作り出すか。