知を共有する場づくり

nakatomimoka2006-09-08

野中郁次郎さん。「組織で最善の振舞いを見いだす能力を育むにはどうするか。まず必要なのは、知を共有する場づくりである。例えば、スモールワールド現象というものがある。人のネットワークを介せば世間は狭いというものだが、これをマネージしていくことが場づくりの1つのキーとなる。一方で身近で緊密なネットワークがあり、他方に遠く離れた異種多彩なネットワークがある場合、時にこれを配線し直すことによって、ネットワークの結節点となる個人や組織から、極めて豊富な知が流れ出ることがありうるからだ。複数のネットワークがリンクすれば、非常に大きなイノベーション、知の創発を引き起こす可能性がある。そうした場を作るのである。具体的には、クロスファンクショナルなプロジェクトチームが挙げられる。」そのような場を求めん。