東京外国語センターの小林幸子先生「英文ビジネス文書は仕事を先に進めるための道具。(忙しい)読み手に、(こちらの思い通りの)アクションを起こさせるという明確な目的を持っている。道具に飾りはいらない。日本語の文書は、前座があってから真打ち、イントロがあってから結論という構造になっている。英語の文書は発想が逆。日本語の手紙を訳すなら、挨拶、語調を整える言葉、語調を和らげる言葉、は訳さなくてよい。ビジネスレターでは、読み手にとって既知の情報、読み手にとって自明の情報、文書の目的と関係のない情報は書かない。密接に関連する情報は近い位置(同じパラグラフ)に置く。読み手に判断をゆだねることはせず、明確に具体的に指示する。よい英語の文書はエコノミカルでシンプルでクリアである。」書く練習をしないとね。