2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ポーズに目標を結びつける

吉岡眞司さん。「この『3本指』のポーズに魔法をかけるために、彼らは日頃から、このポーズに目標と目的を結びつける作業を繰り返していました。彼らの目標は『KEIO日本一!』目的は、『恩返し&常識を覆す』です。たとえば、彼らは練習前に必ず、この『3…

魔法のポーズ

吉岡眞司さん。「右手の親指と人差し指、中指の三本を広げ、空に向けて高々と突き出しました。喜びにわくベンチの選手たちも立ち上がり、同じポーズを行っていました。この独特のポーズは、全国の野球ファンの間で大きな話題となりました。『あの、慶應の『…

楽しいことしか続かない

吉岡眞司さん。「スモールステップがもたらすもうひとつの効果は、続けていくうちに『習慣化』されるということです。目標を細分化してスモールステップを積み重ねていくことの大切さについてお話してきました。目標に向かってスモールステップを積み重ねる…

やるべきことを細分化

吉岡眞司さん。「設定する目標は、壮大なものでもかまいません。人に言うと、笑われてしまうようなものでも大丈夫です。でも、その目標を実現するためには、やるべきことをとことん細分化して実行するーつまり、脳が拒絶反応を示さないようにスモールステッ…

大きな変化を好まない

吉岡眞司さん。「塾高の選手たちは、『心・技・体』という3つのカテゴリーにおいて、何を、どのようなスケジュールで、どのレベルまで上げていく必要があるのかを細かく設定していきました。ここでのポイントは、やるべきことを極限まで細分化したことです…

おめでとうありがとう

吉岡眞司さん。「社会的な成功(なりたい自分)をかなえると、人から『おめでとう』と言われます。対して、人間的な成功(ありたい自分)をかなえると、人から『ありがとう』と言われます。この『おめでとう』と『ありがとう』の両方の言葉をかけてもらえる…

自己防衛本能が過剰に

吉岡眞司さん。「目標と目的を設定するうえで、もう一つ覚えておいていただきたいのは、人は自分のため『だけ』にはなかなか頑張れないということです。『ワクワクする』のは言うまでもなく『自分』です。ただ、その目標の動機付けが、『自分のため』だけに…

ワクワクできるか?

吉岡眞司さん。「成功のイメージを思い描く上で大切なことを一つ挙げます。それはまず『その成功イメージにワクワクできるか?』ということです。ワクワクしているときは、心がポジティブな状態なので、行動意欲と行動力が高まり、パフォーマンスが大いに発…

私は絶対に成功できる

吉岡眞司さん。「ここでまずお伝えしておきたいのは、スポーツ、試験、仕事に限らず、成功する人には、『ある共通点』があることです。それは、成功すると信じ続けていること。『私は絶対に成功できる』と強く信じ続けた人だけが、成功を手にすることができ…

ありがとうと笑顔

吉岡眞司さん。「日常生活のさまざまなシーンで、折り返し経験を積み重ねておくことが大切です。もし、自分が普段アウトプットしているプラスの言葉や動作・表情がすぐに見当たらない場合は、まず『プラスの出力』の入門編として、『ありがとう』や『笑顔』…

プラス練習の機会

吉岡眞司さん。「私たちの日常は、ネガティブな情報であふれています。街中で見ず知らずの人が発したマイナスの言葉や、すれ違いざまに肩がぶつかったときの舌打ち、疲れた表情など、目と耳から入ったネガティブな情報が無意識のうちに脳に届けられ、そのた…

脳に肯定的な錯覚を

吉岡眞司さん。「ピンチの状況や落ち込んだときこそ、だまされたと思って『よっしゃ』『やってやるぞ』『自分はできる』といったポジティブな言葉をあえて発してみましょう。『プラスの出力』は、論理的につじつまが合っていなくてもかまいません。まずはプ…

動作・表情も上書き

吉岡眞司さん。「言葉が脳に与える影響はとても大きいので、本来はマイナスの言葉を口にすること自体を禁止したほうがよいのです。しかし、そのルールを厳格に強いてしまうと、無意識の内にふと口にしかけた言葉を止めなければならなくなり、かえって脳にス…

後から口にした言葉の

吉岡眞司さん。「『プラスの出力』のポイントは、たとえ論理的にじつじまが合っていなくてもかまわないということです。大きな声でプラスの状況のときに発する言葉を口にし、脳に届けることでポジティブな感情を呼び起こすことができるのです。『速攻上書き…

プラスの出力のワーク

吉岡眞司さん。「心の振り子をプラスに振るにはどうすればよいのでしょうか? 答えは簡単で『逆』のことをする、つまりポジティブな言葉で、脳内にプラスのイメージや感情を呼び起こせばよいのです。『あ、今、気分が今ひとつ上がらないな』と思ったら、口先…

誰が言ったか感知しない

吉岡眞司さん。「私たちの脳には、『言葉を『誰が言ったのか』は感知しない』という特徴もあります。つまり、耳に入った言葉に対して、それを発したのが自分なのか、目の前の人なのか、それとも見ず知らずの第三者なのかを、脳は感知せず一つの音声データと…

感情とセットで記憶する

吉岡眞司さん。「なぜマイナスの言葉・動作・表情が、心の状態に悪影響を与えてしまうのでしょうか。それは以下のような仕組みです。私たちの脳には、過去の経験・体験を、そのときの感情とセットで無意識のうちに記憶するという特徴があります。『失敗した…

言葉・動作・表情

吉岡眞司さん。「そもそも、心の状態というのは、自分の力でコントロールできるものなのでしょうか。答えは『できる』です。そのカギを握るのが、『言葉、動作(態度)、表情』の3つの要素です。私たちが普段何気なく発している言葉や動作・表情は、無意識…

心の振り子の状態

吉岡眞司さん。「どんな場面でも自分の持てる力を100%発揮し、成果を挙げられるようになる為の第一歩は、まず自分の心の状態を知ることです。私たちの心は、さながら振り子のように前向きな気持ち(プラス)と後ろ向きな気持ち(マイナス)を絶えず行ったり…

脳をうまくだます

吉岡眞司さん。「私には一つ、確信を持って言えることがあります。それは、成果を挙げているチームは『明るい』ということ。では、チームの『明るさ』とはいったい何から生まれるのでしょうか?それは、心の状態を自らコントロールし、どんな状況でも自分の…

曖昧さの許容

安田隆夫さん。「基本的に人は曖昧な状況を嫌う。『居心地悪い』と感じるのが常だろう。分かりやすく明快な答えを出した方が、すっきりと気持ちがいいに決まっている。そういう意味で、『解』を求めるというのは、ある種の快楽に身を委ねる行為とも言えよう…

主語の転換

安田隆夫さん。「こうした主語の転換の重要性は、お客さまとの関係だけに留まらない。商売がらみで言えば、ライバル店との戦いなどにも、これが応用できる。自店ではなく相手の店の側に立って、何をされたら一番困るのか、つまり『これをされたらかなわんな…

無私で真正直に商売を

安田隆夫さん。「ボトルネックを脱却する方法をいろいろと考え抜き、ようやく見えてきたのが、『売る側の一方的な意図など、買う側からは簡単に見破られてしまう』ということだった。例えば、『どうせ元値は分からないんだから、この際ちょっと儲けてやろう…

守備七割/攻撃三割

安田隆夫さん。「リスクを取る為には、攻めの姿勢を保ち続けることが重要だ。『万年攻撃型』と見られがちだが、実際には攻撃よりも守備比率のほうが高い。その時々の運気とか市場・経済環境等にもよるが、基本的に『守備七割/攻撃三割』といった配分を自ら…

監督が何もしない

権藤博さん。「違うのは監督が動かなくなったことだ。最初は選手をとっかえひっかえしていた。投打ともに柱がおらず、1軍で戦える選手を選ぶためのテストだったとはいえ、落ち着きがなかった。今年はとっかえひっかえがなくなった。作戦面も小細工が減り、正…

運の三大条件

安田隆夫さん。「運を呼ぶ合理性を活かす上での前提条件がある。『攻め』と『挑戦』と『楽観主義』の姿勢である、私はこれらを『運の三大条件』と呼んでいる。不確実極まりない現代においては、リスクをとろうがとるまいが、思わぬ幸運や不運はそれなりにや…

逆転の機会を狙う

安田隆夫さん。「『幸福の最大化』で十分な蓄えが出来ていれば、穴倉にずっと籠っている間も食料に困ることはなく、わざわざ危険な狩りに出かける必要もない。もちろん、穴熊籠りの間は、『待てば何とかなるだろう』などとのんびりと構えていてはならない。…

アナグマ戦法

安田隆夫さん。「『どうも運に見放されつつあるようだ』と感じる不運の時期がやってきたら、とにかく熊の冬眠よろしく穴倉に籠るようにして、ひたすらじっと動かずに不運が通り過ぎるのを待つ。この緊急回避策を私は『アナグマ戦法』と名付けていて、とりわ…

幸運の最大化こそ

安田隆夫さん。「不運の最小化は幸運の最大化によって可能になるということだ。すなわち、『幸運の最大化』こそが、運をコントロールする第一歩となるのだ。もう少しわかりやすく説明しよう。幸運が巡ってきた時に、運をとことん使い切って、目一杯の果実を…

運を使い切る

安田隆夫さん。「私のように、果敢な挑戦を数多くし続けてきた創業経営者は、沢山の幸運に恵まれる一方、それと同じくらい沢山の不運に遭遇するものだ。プロの登山家が色んな難所に挑戦すればするほど、遭難のリスクが増えるのと同じである。また、幸運と不…