HOWよりWHYを求めよ

上村光弼さん。「目標があるとする。どうしても仕事というのは、いかにしてそれをやるか、という『HOW』に向かいがちである。これは、組織の仕組みやルールを作るということであり、リーダーかマネージャーかと言えば、マネージャーの仕事である。しかし『HOW』からは我慢、苦痛、義務感しか生まれない。本来求めるべきは、この目標を何のためにやるのか、という『WHY』なのである。つまり、組織の使命(存在意義)や価値観を作ることが大事なのであり、これこそリーダーの仕事なのである。この『WHY』、つまり、『何のために?』という問いこそが、誇りや、喜びや、やりがいを生み出すのだ。経営理念も有る意味で『WHY』に対する答えである。それ故に使命感に燃えて仕事に取り組めるべきものなのだ」どうやるかより、何故やるか。