先見力を鍛える

飯田亮さん。「先を読むには物凄いエネルギーが必要です。エネルギーが要ると同時にそれはきわめて難しい。しかし企業の盛衰を左右する重大な行為でもあるのです。だからこそ経営者がやらなければならない仕事だと僕は考えるのです。先を読むことは確かに難しい。しかし読めないというわけでもありません。確かに100パーセント確実な解を求めることは難しいことですが、かなりそれに近いところまで持っていくことは決してできないことではありません。ただそれには先を読もうという努力が必要です。僕は先を読むために部屋籠りというものを行います。一つのテーマを決め何時間も部屋に籠って考えるのです。考えていると何が見えてくるか。たいていは漠としたことですが、いくつかの答えが浮かんでくることがあります」ひとつ、やってみるか、部屋籠もり。