守・浄・正

寺田一清さん。「森信三先生から生き方の基本について、教えて頂いた中に「しつけ3ヵ条」がある。先生の自己革新の道、3大原理に、「①時を守り、②場を清め、③礼を正す(守・浄・正)」というのがある。その「礼を正す」の中にある家庭における「しつけ3ヵ条」とは、(1)祖父母、両親に朝のあいさつをすること、(2)祖父母、両親に呼ばれたら「ハイ」と挨拶をすること、(3)脱いだ履物を揃え、立ったら椅子を机の下におさめる、これが礼の基本中の基本だと先生は言う。これを小学3年生までに、習慣化させること、これは祖父母、両親の責任なのである。戦後、おしつけがましいことは敬遠されたが、人間の土台作りの基本は「礼」である、そのことを銘記してほしい」オフィスで、立ち上がる度に椅子を机の下におさめることが未だにできていない、私。