自分の脳が喜ぶように

茂木健一郎さん。「自分の脳がどういう状態にあるのかを常に知っておくようにすることです。自分の脳が喜ぶように、仕事の難易度を調整しながら取り組むことです。脳が一番喜ぶのは、全力でやってぎりぎりできるぐらいの難しさの仕事に取り組む場合です。達成できると、脳内でドーパミンという報酬物質が出て脳が喜び、直前にやっていた行動回路が強化されます。『強化学習』といって物事が上達するコツです。夢中になって取り組んで、できなければ次回は難易度を調整すればよいのです。自分に楽をさせようと思うと成長しません。ビジネスマンもアスリートであるべきです。成功しているビジネスマンは全力で疾走していって達成できるかできないかというレベルの目標を設定する人が多いようです。これは組織も同じでしょう」ぎりぎりの仕事を常に。