夏川賀央さん。「忙しいはずのエグゼクティブに限って、『やらなければならないこと』をしている最中でも、平気で別なことへ脱線できたりします。『この時間はこれをやっているのだから、この問題に集中する』ということを、時間効率の本では結構重視しているようですが、案外と仕事を多くこなしている人は、それをやっていないのです。むしろその場で『やりたいこと』が生じたら、ほんのちょっとでもそこに時間を投資する、ということのほうが多いのだと思います。当面の課題がＡであるにせよ、Ｂという案件やＣという発見も、自分の『やりたいこと』なのです。『脱線する』というのは、非効率な行動ではなく、その場その場で生まれる『やりたいこと』を、確実に実行する為の方法なのです」やりたいこと、じゃないと効率あがらないですよね。
