効率のよさは何につながるのか

nakatomimoka2008-08-21

池澤夏樹さん。「日本に来ると何もかもが便利で、効率的で、信頼できる。短い時間にたくさんの仕事がこなせる。しかし、その効率のよさは何につながっているのか、そこのところがよくわからない。仕事をさっさと片付けて後は遊ぶという風でもないし。コンピューターでいえばクロック周波数が高いから一定時間に多くのタスクをこなすことができるけれど、しかしこのコンピューターは誰のために働いているのだろう?」最近、時間効率をあげることを目指して、いろいろと改善をしようとしている。打撃でたとえればフォームの改造。確かに、わずかだけれど、仕事は前より多くこなせるようになった気がする。でも、一日をわりとあくせす過ごし、無駄を省き、それで30分でも芳醇な時間が生めるかというと、それがない。何につながるのか。