自分達にしかできない事業を

nakatomimoka2009-02-27

延岡健太郎さん。「撤退しても、何の影響もないような事業は、利益が出ないのが当然である。例えばデジカメやパソコンで撤退した会社があるが、影響は出ていない。4社も5社も同じようなことができるというのは、そういうことである。そういうことやってご褒美(利益)を貰おうというのが日本企業の間違いなのである。『自分たちのどの事業がなくなったら、お客さんも、社会も困る、ということをやらないとご褒美を貰えない』、という当たり前のことがわかっていない会社が多い。『一生懸命やっていたらこうなった』ということを期待するのではなく、自分達にしかできないことをやらねばならない。指名買いをして貰わないといけない。2割ぐらい高くても買うよね、というような差別化をやらない限り、儲からないのである」あるか、そういう事業。