金のなる木と花形の2軸で

nakatomimoka2009-02-26

延岡健太郎さん。「PPMでの『花形』の市場は、皆が参入するので血を流す過当競争の場であり、そこでは儲からない。一番金が入るのは勿論『金のなる木』である。この、儲かるところで徹底的に儲けないといけない。日本企業はどうしても『花形』にばかり力をいれてしまい、それで結局は儲からない。『花形』と『金のなる木』の両足に軸足を置かなければならないのである。経営の一番の基本は、自分たちにしかできないことで社会貢献をすることである。この分野では世界一というのをいくつ持つか、が勝負なのである。それを、流行に目を奪われて、花形ばかりにつぎ込み、他社もできることを争って、血を流しすぎるのはよくない。選択と集中ということで、花形にばかり集中してしまうと失敗する」『金のなる木』と『花形』への投資のバランスを。