カレイドスコープ

nakatomimoka2009-08-14

万華鏡は、1813年にスコットランドの物理学者デヴィッド・ブリュースター卿(色の三原色を定義するなど物理学や光学の分野で優れた功績を残した)によって発明されたという。鏡を使って光学の実験をしている最中に、鏡を組み合わせ材料を入れたら不思議な映像が現れたらしく、Kalos(美しい)、Eidos(形)、Scopio(見る)という3つのギリシャ語を組み合わせた造語Kaleidoscope(カレイドスコープ)という名を卿は与えた。発売すると「偉大なる哲学的玩具」としてロンドンやパリなどで評判となり、瞬く間に全世界に広がった。アメリカでは、1960年代から70年代にかけ、人の心に癒しやインスピレーションをもたらすものとして再認識する動きがはじまり再ブームとなった。人生は万華鏡。材料はもう入ったのだろうか。うまく組み合わさってくれるといいのだが。 [A]