いい結果に反省させること

nakatomimoka2010-02-04

北京オリンピックで2大会連続のダブル金メダルに輝いた北島康介を少年時代から育ててきた競泳コーチ平井伯昌さん。「自分の限界を越えるために必要なことは何か」という問いに対し、「いい結果が出たときに反省させることが必要で、悪い結果が出た時というのは誰でも反省するんですね。でも、良い結果が出たときの理由というのを分かっておかないと、悪くなった時になかなか戻せないんですよ。だから、良かった時に反省をして、100パーセントじゃなかったはずだというふうに思わせておくことも必要かなと思うんですね。もうちょっとこういうところもできたと。そうすると、なかなか自分の限界って感じなくなる部分もあるかなと思うんですけど」うまく終われば、成功裡に終了だったと仕事も流れてしまいがち。でも、そこで反省をすべきなのだ。