間際シンドロームの大損

nakatomimoka2010-07-26

佐々木常夫さん。「実際の締め切りをデッドラインに設定してはいけない。つねに、実際の締め切りより少し早めに設定するのだ。なぜか? それは、『間際シンドロームの大損』があるからだ。間際での仕事にはロスが多いという意味である。たとえば締め切りギリギリで仕事を仕上げるつもりで進めていくと、緻密に調べなくてはならないことを適当に流してしまったり、論旨が不明確になったりしがちである。もう一つ重要な理由がある。それは、『仕事は終わったところからはじまる』ということである。どういうことかというと、『ああ、やっと仕事が完成した』と思ってしばらく放っておき、2〜3日経ってから再度そのリポートを読み返すと、また違ったアイデアや、もっとレベルの高い発想などを思いつくことが起こるのだ」せめて3日前に締切を。