ビジネススタイルの愉しみ

nakatomimoka2010-10-03

何せ着倒れの京都に十何代続く袈裟職人の孫であるからして、着るものに関しては、それも少なくともビジネススーツに関してはぴしりと着こなしをしたいところなのであるが、残念ながらなかなかままならない。父親に連れられて、スーツは入社した時からある店で誂えてもらっていた(今は別の店になっているけれど)。バーニーズニューヨークに浮気したこともあったけれど、やはり吊しよりは誂えが良い、とぼんぼんのようなことを言っていては本当はいかんのである。ネクタイは、これも父親からのものがほとんどで、それも50本に絞るようにした。とはいえ、スーツは基本的に紺・グレー系統だし、靴は黒。いつか茶系の靴にそれにあわせた背広というのはあこがれではあるのだけれど、そこまでに至らない。久々に、秋の背広をば、作りに行こうかな。