目利きと火知り

nakatomimoka2011-02-09

佐藤章さん。「私は、こうした社内の開発者と社外の専門家達との関係を『目利きと火知り』と称しています。目利きとは芸術品などの鑑定が語源の言葉ですが、ここでは物や人の良し悪しや特徴を見極め、チームのあるべき方向(ゴール)を導く人を意味します。いわゆるディレクター、あるいはプロデューサーという立場です。商品を開発する上で、私に求められているのは、この目利きのセンスです。火知りとは、文字通り『火を知る人』、つまり火を起こせる人です。私たちが一緒に仕事をしているデザイナーやコピーライターなどは、火を起こせる人、つまり職人、クリエイターということになります。『目利きと火知り』が共に真剣に考え抜き、緊張感を持って向き合い、意見をぶつけ合うーここに売れる商品を生み出す秘訣があります」そんなチームをいつか。