結果を意識するのではなく

nakatomimoka2011-05-12

林成之さん。「九回裏、二死満塁、得点差は1点という状況では、ピッチャーはバッターを打ちとるという結果ではなく、打ちとるためのボールをどう投げるか、あるいは自分が自信を持っているボールをどう投げるかに気持ちを集中させることです。結果を意識するのではなく、それを達成するために必要な技、作戦に気持ちを集中させるのです。目的と目標を分けて考えることが、自分のベストプレーを可能にします。実力が向上し、試合に勝つ経験を何度も重ねるほど、脳の中で勝った時のイメージ記憶が強くなります。しかし、いくら勝つというイメージや予感がしても、決してそれにとらわれてはなりません。勝利を達成するために必要な技や戦略を緻密に考え、それを確実に実行するように気持ちを高めることが、試合であがらない方法なのです」集中。Photo:[泰]