川畑保夫さん。「大事なのは、朝礼を『安全な場』『弱みを出してよい場所』だと思って貰うことです。ファシリテーターがそういう『場』を作るというよりは、場が皆をファシリテートしていくような感覚が大事なんだと思います。中小企業は、福利厚生も大切ですが何にも増してコミュニケーションが大切だと思っています。お客様と良い関係を築くことの重要性は疑うべくもありません。ただ、社員同士がいい関係でなくてどうしてお客様といい関係が結べるでしょうか。社員同士『ありがとう』と言い合う職場じゃなければ、お客様から『ありがとう』と言って頂けるはずもありません。その意味で、経営者が見るべき指標はＥＳなんです。温かな厳しさやチームワークがあれば人は成長できます。『仕事は祭りだ』と常々言うのはそのためです」ＥＳを。
