客数と客単価を上下させて

nakatomimoka2012-09-25

原田泳幸さん。「『QSCの向上』→『100円メニュー』→『値上げ』。このシーケンスには必然があった。QSCの基礎がなければ100円メニューを導入しても顧客は店舗に足を運んでくれませんし、100円メニューで培った集客力がなければ値上げしても売り上げを落とすだけです。大事なのは、『客数×客単価』の結果である『既存店売上高』を伸ばすこと。2つの指標を上下させながら、少しずつベースラインを上げていくナビゲートが必要なんです。(値付けについての)日本マクドナルドの基本的な考え方は『デマンドベースプライシング』。顧客の購買パターンを定量的に分析して、ある商品についてどこまで値段を上げたら客数が減り始めるか、分岐点を定めて価格を決めます。そういう実験を一部店舗で実施してから価格を決定してるんです」まさに舵取り。