プライミング実験

nakatomimoka2012-12-21

武沢信行さん。「生徒たちは「重い」「辛い」「どんよりと」「曇っている」などのネガティブキーワードを読まされる。別のグループにはポジティブなキーワードだけで作った問題を出題する。その結果、ネガティブグループの生徒たちは皆、教室を出てから廊下を老人のように歩き、ポジティブグループは颯爽と歩いていったというのが『プライミング実験』といわれるものである。ジョン・バージという心理学者が考案した試験らしい。A会の経営計画はどうにも重い。しばしば出てくる熟語を拾い集めてみたら、こんな具合だった。危機感、疑念、不安、低下、減少、心配、不可能、縮小、撤退……。B株式会社の経営計画はすがすがしい。こんな言葉が登場するからだ。……希望、挑戦、達成、期待、上昇、展望、可能、楽しみ、成長」ビジョンの言葉をポジティブに。