注視・賞賛・ほほえみ

nakatomimoka2014-02-21

無能唱元さん。「大人が子供に対してとるべき最もよい態度というのは、児童心理学からみて次の3つだそうです。(1)注視、よく見ていること。(2)賞賛、ほめること。(3)ほほえみ。注視・賞賛・ほほえみ、この3つは対人関係の場合、子供に限らず大人にでもいえることじゃないでしょうか。秀吉が『茂作』と名前で呼んだのは、足軽のおまえを注視しているということであり、『夜分ご苦労』とねぎらいの言葉をかける。しかも、おまえのおふくろのことまで気にかけているよ、とにっこり笑って立ち去る。茂作はこの殿のためには死んでもいいと思う。このことを私は、あえて『人ったらし』といいます。リーダーたるもの、人の心を魅きつける力をもたなければならない。人心の掌握とは、要するに、人をたらすことだ、と思うのです」単なる技術でなく心から。