金井壽宏さん。「政治・行政の世界でのリーダーシップを研究したハーバード大学ケネディ・スクールのR・ハイフェッツの言葉だが、リーダーはダンスフロアで踊ることもあるし、バルコニーにも立たなければならない。バルコニーという皆が見えて、皆から見られる場所で、リーダーは大きな絵を描き、高い志をつくりだす。そして、現場で何が本当に起こっているのかを共感的に知るためにダンスフロアに下り、実際の人々の動きから、どこに焦点を合わせて注意を喚起すべきかを知り、絵の実現のためにどのような道筋をたどるべきかについての優先順位とするシナリオを策定する。バルコニーに立っている間、リーダーは銃弾を浴びる危険にもさらされている。リーダーシップの旅はきれいごとばかりでなく、危うさに満ちている」フロアが混乱していても。
