肌感覚で世界を知る

nakatomimoka2014-05-02

大前研一さん。「中国を含め、世界各国の人たちと交流し、ビジネスをしてきた経験から言わせてもらえば、どこの国の人でも基本的には同じです。人種による違いが問題なのではなく、日本人が海外の人を「実際には」知らないことが問題だと私は思います。この点においてさすがだと感じたのは、故・小渕元首相です。まだ首相になる前でしたが、故・竹下元首相から「将来、日本の首相になる人物」だと紹介を受けました。その時、小渕氏は「首相になろうという人間が、華僑の一人すら知らないのは恥ずかしいから、ぜひ紹介して欲しい」と依頼されました。希望通り、華僑の知り合いを紹介したところ、小渕氏は実際にその人物に会いに行き、名刺交換をして交流されていました。肌感覚として世界を知ろうという姿勢が素晴らしいものだと思います」知らなければ。