顧客の立場に立って

nakatomimoka2014-05-07

波頭亮さん。「マーケティングという概念が事業戦略を決めるうえで重視されるようになってきたのは1970年代以降の話である。それ以前の経営資源を効率的に活用して、いかにたくさんモノを作り出すのかという製造プロセスの生産性を重視した時代は、”プロダクトアウト”の世界だった。一方マーケティングとは、マーケットのニーズや構造を起点として事業展開のあり方を決定すべきという考え方である。例えば、顧客ニーズや顧客行動を分析し、それに基づいて、どういう洗濯機をつくればいいのか、どういうお店で洗濯機を売ればいいのか、どういう支払い方法でローンを組めばいいのか、洗濯機が故障したときはどういう対応をしたらいいのか……等々、事業展開とオペレーションを顧客の立場に立って決めていくというスタンスである」わかっちゃいるが。