社長の言葉3つと2つ

nakatomimoka2015-04-06

岩瀬達哉さん。「独特の美学を持つ山下俊彦は、仕事ぶりが気に入らなければ、冷たく突き放すところがあった。『山下さんというのは、シンプルに考える人なんです。こういうことをやりたいと進言したら、おう、やったらええがなと言う。やってみたものの、うまくいかないと言うと、なら、やめとけですな。じゃ、どうしたらええでしょうかと言うと、お前、自分で考えろですわ。その三つなんだから。そして何も言うて来ん奴は、もう、どっかへ飛ばせですから、実にシンプルな経営ですよ』。森下社長の末期、経営幹部の間では、こんなジョークが飛び交っていた。『森下社長は、まじめでええ男だけど、社長時代に言うてたのは、ふたつの言葉だけ。ひとつは、聞いてない。もうひとつは、わからん。聞いてないとわからん、で済ました社長でっせ』」すませるか。