天の貯金

nakatomimoka2016-02-17

村上和雄さん。「祖母の説明はこうでした。『そうやって宇宙銀行にお金を預けておけば、情けは人のためならずで、あとで一万倍にもなって返ってくる。自分に返ってこなくても、子どもや孫の代になって何らかの報いがもたらされる』。私もこれまで、ささやかながら天の貯金を実践してきました。若いころには収入の一割を、いまは講演料とか本の印税などをほぼ全額寄付してきました。それが満期になったのか、『ああ、これは天の貯金が下りて来たのだ』と思わされることも何度か経験しました。レニンの研究が行き詰まったとき、ドイツのハイデルベルクで偶然にも中西先生に出会い、局面打開の後押しをしてもらったことをはじめ、私は節目節目で幸運な出来事に出合い、それに導かれるようにしてピンチを脱したり、チャンスをつかんだりしてきたのです」残高あるかな。