神経と血管の関係

nakatomimoka2016-07-31

渡辺淳一さん。「人体のほとんどの血管は、神経によってコントロールされています。この神経は一般に自律神経といわれていて、そのなかには交感神経系と副交感神経系の二つがあり、この両者は互いに相反するように働きます。たとえば、交感神経は緊張や苛々、不安などが高じるとともに血管を狭め、血圧を上げます。一方、副交感神経はこれと逆に、血管を広げ、リラックスさせ、血圧を下げるように働きます。この二つの神経が、常に血管と密着しているために、血管はいつもこの二つの神経の影響を強く受けているのです。したがって、血管がいつも開いていて血がさらさらと流れるためには、副交感神経が支配している状態におくこと。逆に言うと、交感神経が働かない状態にしておくことです。いつも明るく、リラックスしていること」血の流れをよくするため。