内なる一日をつくる

nakatomimoka2016-08-24

アーノルド・ベネットさん。「充実した完全な一日を過ごそうと思ったら、頭の中で、1日の中にもうひとつ別の一日を設けるようにしなければならない。この『内なる一日』は、一回り大きな箱の中に入っている小さな箱のようなもので、夕方6時に始まって翌朝の10時に終わる。16時間の一日というわけである。そして、この16時間はすべて、もっぱら自分の心と身体を成長させ、同胞を啓発することだけに使うのだ。この16時間は全てのものから開放されている。まず、給料を稼いでくる必要がない。そして、金銭上の問題に気を取られることがない。つまり、働かずとも食べていける人と同じような、結構な身分なのだ。『内なる一日』を有意義に過ごすには、このような心構えが何より大切だ。知的な能力は、絶えざる激しい労働にも耐えうる」8時として14時間。