問題行動の第4段階

nakatomimoka2016-08-27

岸見一郎さん。「問題行動の第4段階、ここで人は『復讐』の段階に突入します。一転して『憎しみ』を求めるようになるのです。わたしを愛してくれないことは、もうわかった。だったらいっそ、憎んでくれ。憎悪という感情のなかで、わたしに注目してくれ。そう考えるようになるのです。『復讐』の段階に突入した子どもたちは、誰からもたたえられることはありません。級友からも憎まれ、徐々に孤立していきます。それでもなお、『憎まれている』という一点でつながろうとするのです。彼らは、『悪いこと』を目論むのではなく、ひたすら『相手が嫌がること』をくり返すのです。ストーカー行為や、自傷行為。『こんな自分になってしまったのは、お前のせいだ』と訴える。こうなったらもう、利害関係のない、まったくの第三者に助けを求めるしかない」そうか。