念を入れて生きる

nakatomimoka2017-02-28

小林正観さん。「いまという瞬間を幸せに感じるということは、目の前にあるものを楽しみ、味わい、大切にすることです。いま目の前にある人を大事にして、できるかぎりのことをしてあげること。それは、『念を入れて生きる』と言い換えてもいいでしょう。念という文字は、『今』の『心』と書きます。お釈迦様は、『人間の一生の長さとは、刹那、刹那、この1刹那である』と答えました。柏手を一回打つと、それは65刹那だそうです。いまここの一瞬、一瞬が一生の長さだとお釈迦様は説いたのです。良寛さんは『私の口から出る言葉は、すべて贈り物でありたい』と言いました。良寛さんは、たとえ人からどんなひどいことをされても、このことを実践しつづけたのです。それが、『念を入れて生きる』『刹那を生きる』ということです」今に心を入れ生きているか。