直接対話の場

nakatomimoka2017-07-31

入山章栄さん。「日本企業では、昔は当然のように用いられていた直接対話によるコミュニケーションの機会が減っている印象があるからです。かつての日本企業は平場のオフィスが特徴的でした。しかし最近は、各自の作業スペースをパーティションで区切るオフィスも多くなっています。同じ部屋にいる同志なのに互いにメールでやりとりをする人たちさえいます。このような職場環境の変化は、実はトランザクティブ・メモリーを妨げる遠因となっているのかもしれません。タバコ部屋など、社員の間の『インフォーマルな直接会話』を促す場も減っているように感じます。同僚との飲み会も直接対話を促す機会かもしれません。米シリコンバレーの先端ハイテク企業には、コーヒー飲み場など、直接対話の場の機会を提供しようとするとことが多くあります」今、平場の良さ。