悩んでいる限り

nakatomimoka2017-10-23

岸見一郎さん。「アドラーは、人は新しい状況に入る時その人のライフスタイルを明らかに示すというが、このことはとりわけ学校に入る時にそうである。それまでどれほど注目の中心に立っていようと、もはやちやほやされることがなくなるからである。『勇気をくじかれた人がしばしば取る手段を彼女も取りました。どんなことであれ、していることをやりとげないということです。そうすれば、最終的な判断を免れることができたのです。そこで、できるだけ時間を無駄に過ごしました。このような人にとって時間は最大の敵です。それゆえ、愚かなことをして『暇をつぶす』奇妙な努力をします』。これとの関連でいうと、悩むのも同じである。悩んでいる限り、決めなくてもいいから悩むのである。悩むことで課題に直面することを延期しているわけである」課題に向き合う。