じみじみマーク

nakatomimoka2018-06-24

黒川伊保子さん。「睡眠中、脳の知識工場・海馬は、覚醒中の体験を何度も再生して確かめ、知識や知恵に変えている。とはいえ、起きている時間は、寝ている時間より長いので、海馬は、覚醒中の出来事をすべて平等に知識にすることはできない。このため、出来事を仕分ける機構を持っている。この作業に、セロトニンが関与しているのだ。覚醒中、しみじみとした情感を得ると、脳には、あるマークが立つ。『今夜、ここよろしくね』というマークだ。睡眠中は、このマークの前後にある知識を、何度も再生して確かめることになる。つまり、毎朝セロトニンが充填されている脳は、しみじみしやすいのでこのマークが立ちやすく、夜作られる知識と知恵の量も多い。このため、学習も定着しやすく、直感も働きやすい。ネガティブな思念に捉われる時間も短くなる」なるほど。